先日よりオーストラリアでの森林火災のニュースが報道されていますが、受験生のみなさんは
ニュースにみえる予備知識を利用してますか?
今回はこのニュースにみる雑学についてお話します。
そもそもオーストラリアなどのサバンナに近い気候においては自然火災は自然の摂理にかなった
現象です。もちろん被害にあわれた方々にはなんの罪もなく、お気の毒に思います。
さて、今回の事件については、理科の先生ならば授業でお話になることもあるかとは思いますが、
自然とは破壊と再生を繰り返し、子孫を残していく手段を見出しています。
今回の自然火災は、大自然の摂理に人的な被害がおよんだことが問題になりましたが、
原因のひとつは、コアラの食料でも有名なユーカリの葉の油です。
動植物油はヒマワリ油やイワシ油などに起こる自然現象として、その油をボロ布などにしみ込ませ
放置しておくと、酸化が始まり、同時に酸化熱が発生します。それはやがて発火点に達し、熱に
よる気化にも助けられ自然発火をします。今回の豪州の火災はこれに加え、45℃に達する気温に
極度の乾燥により広大な火災を生んでしまったようです。
しかし、火災は自然の摂理では有史以前より、松の身などの構造にみてとれるように、
起きることが当たり前の現象なのです。
すべての松におきるわけではないようですが、松は”松ぼっくり”という小さなお手玉みたいなもの
に種子をつめこんで地面に落ちます。見たことはありますか?あの松ぼっくりは涙型で表面が
鱗のようになっています。それとは別にイガのようになっているものもあります。一見別々のものの
ように見えますが、同じものです。
結論から言いいますと、イガのような松ぼっくりは松の種が抜けてしまったあとの抜け殻です。
元は涙型のカプセルが乾燥などで開いて種を飛ばしてしまったあとなのです。
この構造こそ自然の驚異です。カプセルは元々自然火災などでも子孫を残すことができるように
”燃えないカプセル”の構造を有しています。また火災が落ち着いた後、樹木などの灰で肥沃に
なった台地でカプセルを開放して、新しい命を大地に根付かせます。
なかなか難しい話になりますが、ひとことで言えば破壊なくして再生はないののです。
破壊とは?歴史が物語るように、破壊は悲しみと憎しみを生みますが、破壊がまた新時代を
生む基盤になっていることも否定できないでしょうね。
日本の高度経済成長も戦後の復興に、前向きにがんばった方々の努力の結晶でしょう。
第2次世界大戦の悲惨な歴史がいまの高度な日本を生んだことも否定できないでしょう。
痛みのない破壊はない。今回の豪州の被害は悲しい出来事ではありますが、5年後には
いまより近代的な都市ができていることでしょう。皮肉なものです。
わたしは宗教家でも主義者でもないですが、歴史や自然の摂理を勉強すると、人の力では
さからえない大きな力がみえてきます。
人の傲慢さが自然の摂理のなかで歪みを生んだのでしょうか?
しかし地球の歴史のなかではほんのいっしゅんのできごと。先の見えない大不況もまた、
地球が自己修復をしようとしている一部なのではないでしょうか?
再生は人がなせるものではなく、大いなる自然が、みえない力で起こすのではないか?
ちょっと前までは戦争などで破壊と再生(修復)をおこなってきたのが、いまはそれをできない。
だから、自然がそれをしようとしているのではないか?
わたしは先にもいいましたが宗教家でも主義者でもないから”自然”といいますが、
古い歴史をもつ”神”などとはそれなのでしょうか?
難しいことですが、人の身体を小さな宇宙や自然と考えれば摂理は意外と単純かもしれない。
転んでケガをして、血がでて、かさぶたができて、新しい皮膚ができたら、かさぶたは破棄。
顕微鏡レベルではさらに複雑な反応がおきているが、ほとんどの人は知る由もない。
こんなレベルで考えれば・・・いろいろ書きたい気もするけどいろんな考えの方がいるなかで、
これ以上は控えます・・・
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